寂しがり
2002年5月5日慌ただしくて
泣く暇も無くお見送りした
飛行機が滑走路に出る時に
ちょっと涙が零れたけれど
今日は 家に帰る迄なら 頑張れると思った
でも
デッキの手すりで汚れた手を洗って
ついでに顔も洗ったら
どさくさ紛れに 涙が勝手に溢れてきて
拭いても拭いても止まらなくなった
慌ててトイレの個室にかけこんで
波が去るまで ちょっと待った
一生懸命 違う事を考えながら
自分をだましだまし 家まで帰った
鍵を差し込み ドアを開けるまでに
私の顔は ゆがんでいた筈で
ドアを閉める瞬間には
もう わぁわぁ泣いていた
駄々をこねる子供のように
かぶりを振って しゃくりあげて
ひたすら わぁわぁ泣き続けた
さっきまで 二人で居た部屋
どこを見ても 大きな残像
何度くり返しても慣れない この空虚さ
一昨日 彼の姿をみつけて
嬉しくて嬉しくて飛び跳ねた自分が
空港の到着ロビーに まだ残っている
昨日
歩く度に鳴る私の靴音に笑う二人が
たたまれた傘の中に まだ残っている
今日のお昼迄
一緒にごろごろしていた大きな背中が
泣き疲れてうとうとする視界に まだ残っている
はっと目をあければ
やっぱり ひとり
窓の外が だんだん薄暗くなっていく
ひとりぼっちが 身にしみる
暗くなるのが 耐えられない
静かになるのが 耐えられない
買い物も
ごはんも
洗い物も
おふろも
テレビを観るのも
ぼーっとするのも
PCをいじるのも
なにをしても ひとりではつまらない
ひとりでは なにをする気もおきない
ふと目をさました時に
ひとりぼっちなのが耐えられないから
眠くても
寝たくない
せめて
明日もいい天気でありますように
泣く暇も無くお見送りした
飛行機が滑走路に出る時に
ちょっと涙が零れたけれど
今日は 家に帰る迄なら 頑張れると思った
でも
デッキの手すりで汚れた手を洗って
ついでに顔も洗ったら
どさくさ紛れに 涙が勝手に溢れてきて
拭いても拭いても止まらなくなった
慌ててトイレの個室にかけこんで
波が去るまで ちょっと待った
一生懸命 違う事を考えながら
自分をだましだまし 家まで帰った
鍵を差し込み ドアを開けるまでに
私の顔は ゆがんでいた筈で
ドアを閉める瞬間には
もう わぁわぁ泣いていた
駄々をこねる子供のように
かぶりを振って しゃくりあげて
ひたすら わぁわぁ泣き続けた
さっきまで 二人で居た部屋
どこを見ても 大きな残像
何度くり返しても慣れない この空虚さ
一昨日 彼の姿をみつけて
嬉しくて嬉しくて飛び跳ねた自分が
空港の到着ロビーに まだ残っている
昨日
歩く度に鳴る私の靴音に笑う二人が
たたまれた傘の中に まだ残っている
今日のお昼迄
一緒にごろごろしていた大きな背中が
泣き疲れてうとうとする視界に まだ残っている
はっと目をあければ
やっぱり ひとり
窓の外が だんだん薄暗くなっていく
ひとりぼっちが 身にしみる
暗くなるのが 耐えられない
静かになるのが 耐えられない
買い物も
ごはんも
洗い物も
おふろも
テレビを観るのも
ぼーっとするのも
PCをいじるのも
なにをしても ひとりではつまらない
ひとりでは なにをする気もおきない
ふと目をさました時に
ひとりぼっちなのが耐えられないから
眠くても
寝たくない
せめて
明日もいい天気でありますように
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